和傘 | アービス倉敷

和傘　2015年08月06日

お盆を前に　いなかに行って　お墓を掃除し　久しぶりに昔　住んでいた部屋に風を通した。

４０年前の嫁入りのままの　タンスが並ぶ部屋は　昭和のにおいがする。

おばちゃんが　結婚したころは　嫁入りタンスを　もっていってたんよ。

でも　今は使わないというより　ずっと使わないまま　いなかの　ひやに　鎮座していたわ。

おばちゃんの　おかあさんの世代は　戦争中で　なにもないときに新婚生活をはじめた時代で　自分の娘に　自分の夢を重ねていたのでしょうね。



そうだ！！　この下駄箱は　使える！　と　今の生活に持って帰りました。

これは　事務所の玄関に　どどーーん　と　置きましたので　来たときに　みてください。(笑）


そのなかで　まだ　油紙につつまれたものがあったので　開けてびっくり。


素敵でしょ。

倉敷美観地区で　ライトアップされたのを見たが　今は　観光用になっているが　日常　嫁入り道具に入っていたのね。

でも　いつ　使う？


上から
　
中から　

傘の骨は　竹ひごで　糸で　編んでいます。



見ているだけで　心が　ほんのりと　温かくなりました。



開けて　出して愉しんだあと　さて　どこへしまっておけばいいかしら。






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